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フォニックスって何?

最近フォニックスって聞いたことありませんか?

英語教室の謳い文句や宣伝にも見かけるようになりましたし、保護者からの問い合わせにも「フォニックス教えてくれますか?」と聞かれることがありました。

ただそのお母さんは3才のお子さんのお母さんでした。今はおうち英語の情報もたくさんあるので焦る気持ちもわかりますが、フォニックスとは一口で言うと音と文字をつなげるルールです。まだ文字を書くには3才は早いですね。では、いくつからだといいのでしょうか?

アメリカやイギリスのなどの英語圏の子どもたちは生まれてからお母さんや周りの大人の英語を聞いて育ち、少しずつ話し始めてだんだん赤ちゃん言葉から会話ができるようになっていきます。生まれてから5年6年も英語の会話を耳にして色々な単語や物の名前を覚えて初めて、5、6歳頃からフォニックスを学ぶわけです。

日本人は小さい時から親が英語のCDを聴かせていたり、英語で話していたとしても、まだ鉛筆で文字が書けない状態でフォニックスを学んでも3才は早すぎます。日本人がひらがなを書けるようになるのは小学校に入ってからですね。しっかり鉛筆を持って書ける1年生から2年生頃が良いでしょう。ただしそれまでにたくさん英語に触れる機会がないと覚えるのは難しいでしょう。

さて、ではフォニックスってどんなルール?

それには英語と日本語の違いを知っていなくてはなりません。

日本語には母音は何個ありますか?

あ、い、う、え、お、の5音しかありません。

アルファベットはどうでしょう?

なんと母音は20個以上あるんです。驚きです!

a e i o u

oo  ai ieなどの二重母音というのもたくさんあります。

えーー!!何それ?難しいんちゃう?

と思うかも知れませが、その読み方のルールを覚えてしまえば自分で教科書の中の7割が読める様になるのです。(3割ほどは例外があり、丸ごと覚えてしまわないといけない単語をサイトワードといいます。)

私達親世代はすべての単語を丸ごと書いて覚えていました。

単語テストの時に10個ずつ書いて覚えた記憶ありませんか?それをしなくてもフォニックスを覚えればその負担が得るのです。

でも、それを覚えるのも大変なのでは・・?確かに1年でサクッと覚えられるものではありませんが、BBカードで実はしっかり音は入っているのです。センテンスカードの右上にあるのがそうです。例えばクローバーの1番の右上には a という文字があり、センテンスは

The cat in the  hat has a pan.(帽子をかぶった猫が鍋を持っている)

この中のcat  hat  has  pan の中にaの文字が入っていますが、aはこの場合エイと読まずにアと読みます。c/a/tの場合、cとtの読み方を覚えれば、catを自分で読めるということです。これがフォニックスです。

BBっ子はこの文章を絵カード見ただけで言えて、cat が何か、hatが何か理解しているので、あとは言えた単語を文字に当てはめていくだけなので負担は軽いでしょう。

ただし右上に書かれてる文字がフォニックスを意味してるとは気がついていないかも知れません。自分で気がつくっていうのがBBカードなのでお母さんは子供たちが気付くまで教えないでくださいね。

 

 

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